jdkの種類とは？どれを選べば良いのか？

oskn259

2021-09-15

Architecture, Java

これまでしばらくnode.jsにかかりきりだったこともあり、javaのアプデについて行けていない感…。
僕の知ってるjavaはver 8のはずなんですが、最近の更新を見てみると17とかいう数字になっています。
界王拳じゃねぇんだからと思いつつ昨今の流れについて調べて見たいと思います。

JDKバージョンの一覧

JDKといっても様々な開発元があり、oracleの開発したjdk、googleの開発したjdk…
というように様々なディストリビューションがあります。

https://qiita.com/yamadamn/items/2dd26a014791b9557199
現状のディストリビューションの種類や情報元については、こちらが詳しかったです。

https://www.slideshare.net/TakahiroYamada3/how-to-choose-jdk-20191101
細かい歴史はこちらの資料に任せます。
要約するとこういった内容のようです。

ただし、「サポート」の内容がどちらも曖昧に見えます。

サポート期限や、アップデート頻度は最新の情報を確認し、
以下のことを確認、予測しながらディストリビューションやバージョンを決定するのが良さそうです。

大雑把な印象としてはこういった採用傾向になるように思います。

Oracle JDK
- サポートに支払う費用は用意できる
- 長期的に動かすシステムを構築したい、無期限サポートを受けたい
- 実績の多いJDKを採用したい、ドキュメントの豊富さが重要
AdaptOpenJDK
- コンテナ上で動作させたい
- 周辺ツールの充実と、開発の快適さを重視したい

バージョンとしてはLTSである8, 11, 17が候補になります。
ここでは、安定と機能の豊富さの意味で両極端になる8と17を取りあげます。

ver 8
- 歴史が長く、実績の豊富なバージョン
- 枯れた技術
- 長く使用された今でも、今後長期のサポート期間が設定されている
- 金融システムなど、故障率が重要な問題になり、システム運営に費用がかけられる場合に向く
ver 17
- 8より後続のバージョンで追加されてきた、様々なプログラミングパラダイムを使用可能
- LTSと銘打たれており、長期サポートが期待できる
- 2021/9リリース、枯れた技術とは言いづらい
- ベンチャーの自社開発など、最小の費用でスピーディーに機能実装したい場合に向く

この調査を進める中で知ったのですが、JDK 17 LTSがリリースされたのって今月なんですね。
個人的な嗜好としては、17に慣れて、その知識を資産として長期間使いたいという風に思いますね。

界隈識者的にはどうなんでしょうか。